マッサージでシミをケア

医療機関に行かずに、セルフケアで行うしみ対策には、いろいろな方法があります。内服薬や軟膏といった方法のほか、しみを薄くするためのマッサージを試みる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、しみのセルフケアとしてのマッサージについて解説します。

シミ

しみのセルフケア:マッサージ

目次

マッサージの効果とは

マッサージは気持ちによいものです。自分の手であってもほかの人の手であっても、人の手が肌に与える癒し効果はあると考えられますし、痛い部分に思わず手を当てたり、なでたりさすったりするということでも、私たちが知らず知らずのうちに、手で触れることで、痛みを和らげる効果を求めているのかもしれませんね。
また、一般的にマッサージは手を当てるだけではなく、優しくなでたり、軽くたたいたり、揉んだりという動作で行うものです。これらの動作は、皮膚からの刺激によって、その部分の筋肉などの組織にも伝わって、血行を良くしたり、リンパ液の流れをよくしたりして、むくみをとったり、老廃物の効果的な排出を促したりする効果もあると考えられます。特に、サロンなどでプロのマッサージを受けたことのある方は「マッサージの後は顔が一回り小さく見える」と思ったことはありませんか?
最近ではアロマを取り入れたマッサージなども広く行われており、心地よさやリラクゼーション効果が大きいものも増えています。また、マッサージで新陳代謝をよくすることで、化粧水、クリーム、美容液、フェイシャルパックの浸透が促進されることも期待できますね。

しみを薄くするフェイシャルマッサージ

しみ対策のフェイシャルマッサージを行う場合に期待できる効果は、新陳代謝を促すことで、皮膚の入れ替わり、いわゆるターンオーバーを促進することです。特に、加齢や乾燥、ストレスなどの原因によってターンオーバーが乱れていると、しみができる原因になります。裏を返せばしみができやすい方は新陳代謝が滞っている可能性が高いので、マッサージによって適度な刺激を与えることは、とても理に適っているのです。
やり方に関しては色々な方法がありますので、比較したうえで自分に合った方法を選択しましょう。

マッサージをするうえでの注意点

まず、顔の皮膚はとてもデリケートであることを理解することが大切です。強い力を込めてマッサージすることは禁物で、これがマッサージを初めておこなう方には難しいところです。弱すぎるかな、と思うくらいの力が適切だと覚えておくとよいでしょう。特に、目の付近などは皮膚が特に薄い部分ですから、力が入りすぎないように薬指でマッサージをするようにします。
乾燥した状態や、洗顔料を付けたまま、マッサージを行うもよくありません。
炎症やニキビができているところへ、マッサージで刺激を加えることも禁物です。

まとめ

まとめ

しみ対策になるマッサージは、美容や健康づくりの手段としても有効で、非常に心地よいものです。しかしやり方を間違えると、しみが改善しないばかりでなく、不要な刺激としてしみを濃くしてしまったり、新たに作ってしまうことすらあります。マッサージの効果は、その物理的な刺激のみによってではなく、手で触れて、皮膚や顔全体をいたわるということによっても、得られるものなのです。強さの加減に自信がないという場合は、なでる、さする程度にしておくとよいでしょう。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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