パックでシミをケア

美肌のためにフェイシャルパックをされることがありますでしょうか?フェイシャルパック自体を経験されている方は多いと思いますが、ここではしみのケアとしてのフェイシャルパックについて解説していきます。

シミ

しみのセルフケア:パック

目次

フェイシャルパックの種類

フェイシャルパックにはどのような種類があるのでしょうか。

1.シートタイプ

2.はがすタイプ(ピールオフパック)

液状のものを塗ってしばらくおくと、乾いてシート状にはがれるタイプです。

3.洗い流すタイプ

クリーム状のパックを塗って、洗い流すタイプです。肌に同時に油分も与えやすいことから、乾燥しやすい肌の方に向いている傾向にあります。泥パックは、ミネラルを豊富に含んだ泥を材料にしたものが多く、毛穴の汚れも一緒の取り除いてくれたり、肌にハリを取り戻す効果も期待できるようです。

4.手作りパック

キュウリパックやヨーグルトパック、砂糖を使用したパックなど。自分で手作りされる方も多くいらっしゃいます。

フェイシャルパックの効果

フェイシャルパックに共通する効果は、肌への密着によるものが大きいです。肌に、いわばふたをする形になることから、普段は表面から蒸発してしまう肌の水分も閉じ込めることができます。このことにより、潤いや、パックに含まれる成分をより効率よく浸透させることができるのが、フェイシャルパックの最大のメリットといえるでしょう。

しみ取りのフェイシャルパックに有効成分とは?

しみ取りや美白を目的としたフェイシャルパックの場合、よく含まれている有効成分としてはビタミンC誘導体が挙げられます。
また、よく肝斑(かんぱん)などにも用いられるトラネキサム酸を配合したものもあります。
美白効果を期待して、各メーカー独自の成分を開発して配合しているメーカーも多数あります。

フェイシャルパックをより効果的に使うには?

特に、高価なフェイシャルパックをお使いになる場合、洗顔してタオルドライしてすぐ、肌にパックをつけたくなりませんか? そのほうが、貴重な成分を肌により吸収させやすくなる気がして、そのような使用法をされる方もいるかもしれませんが、特にそういった注意書きのあるパックを除いては、これは効果を下げてしまう使い方です。

必ず、普段お使いの化粧水で、肌をしっかり保湿してから使うようにしましょう。このほうが肌の奥へのフェイシャルパックの有効成分の吸収もよくなると考えられます。
また、使用時間も長すぎると、せっかく肌に浸透した潤いがまた、パックに吸収されて乾いてしまうともいわれています。使い方を確認して、使用時間も気を付けるようにしましょう。

まとめ

まとめ

フェイシャルパックは「特別な時用のスペシャルケア」という印象がありますが、最近ではコンビニエンスストアなどでも手軽な値段で購入できるものも売られて随分と身近になってきました。気になるしみがあったり、肌の調子が優れないな、と思うときは積極的に使ってみるとよいでしょう。
フェイシャルパックはいずれも、普段使いの化粧水よりも有効成分が濃縮され、効果がわかりやすい状態で含まれていることが多いものです。使用前に使い方をよく読んで、正しく使うことで、気持ちよく効果的なケアができるでしょう。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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