皮膚科治療でくすみ対策

お肌の悩みといえば、ニキビができた、そばかすが増えた、乾燥する、顔色が悪く見える、など様々です。また、せっかくメイクをしてもその日の体調や、仕事終わりの夕方など、メイクが映えない時がありませんか。 そんな数あるお悩みの中、ここでは「くすみ」について解説していきます。

くすみ

顔が暗い印象に…くすみの対策は、皮膚科治療で改善できる?

目次

くすみの正体とは

お肌の悩みのひとつである「くすみ」ですが、これは年齢を重ねるごとに気になり出すことも多く、せっかく綺麗にお化粧ができても、肌の透明感を感じにくくなったり、顔がなんだか暗い印象になったりと、悩み尽きないものであると思います。
このくすみの原因には、ターンオーバーの乱れや、メラニン色素の沈着、乾燥などが関係していると考えられています。 紫外線、メイクの汚れなどによりお肌に負担がかかり、しっかりとケアができていないとターンオーバーがうまくできなくなってしまいます。
そうすると、古い皮膚から新しい皮膚へ生まれ変わることが難しくなり、お肌のくすみの原因になってしまうのです。さらに、ニキビ、シミなどが目立ってきたり、お肌の乾燥状態がひどくなってしまうこともあるのです。

では、この「くすみ」をどのように予防し、質のよい肌をどのように生成していけばよいのでしょうか。
皮膚科治療では、先述してた「くすみ」の原因となっている部分からアプローチし、改善し、そして予防する方法をおこないます。

皮膚科での改善方法について

1.レーザー治療

レザーには様々な機種があり、皮膚科によって設備されている種類が異なります。レーザーと聞くと、脱毛やシミ取りのイメージがありますが、それだけでなく古い角質をピーリングしてくれるのです。またレーザーから発生する熱が皮膚の奥まで達すると、コラーゲンを作り出している繊維芽細胞に刺激します。そうすることで、肌の代謝、すなわちターンオーバーを促進し、肌のハリやキメを作り出してくれます。レーザーの機能にもよりますが、シミやニキビなどもレーザー治療で行えますので、一石二鳥ですよね。

2. ピーリング

くすみの原因となっている、古くなり要らなくなった角質層を剥がし、さらには皮膚に刺激を与えて肌代謝を促してくれる方法です。ピーリング後のお肌は、吸収率が高く、ピーリングと同時にイオン導入を行ってくれるところもあります。ビタミンCやビタミンBなど、お肌に必要な栄養素を導入してくれます。

3. 外用薬・内服薬
  • 《トレチノイン》外用薬
    皮膚に存在する細胞に作用し、肌代謝を促進させてくれます。 コラーゲンやヒアルロン酸の増殖が促されるため、肌質が改善されます。
  • 《ハイドロキノン》外用薬
    紫外線を多く浴びると大量に作られてしまう「メラニン色素」の合成を抑えてくれます。メラニンの蓄積によって困っていたくすみを予防できます。
  • 《トランサミン 、ビタミンC、ハイチオール、ビタミンEなど》内服薬
    個々によって不足している栄養素を体の中から補ってくれるものです。肌代謝に必要な栄養素の補充によってターンオーバーをうながしたり、メラニン色素の合成を抑制したり、さらに抗酸化作用をもつものによってはニキビやシミを予防してくれるなど、種類も様々です。

まとめ

まとめ

このように、治療方法も様々であるために、個々のニーズによって治療方法を決める事が出来ます。また、「くすみ」だけでなく、皮膚科治療によって様々な肌トラブルを改善してくれるというメリットが多いということです。
もちろん、皮膚科だけでなく、日頃からの生活も大切になってきます。紫外線予防、バランスの取れた食事、十分な睡眠などです。値段の事もありますので、カウンセリングから行ってみてはいかがでしょうか。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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