体操でくすみ対策

皆さん、日頃から肌の不調を感じることが時々あると思います。
そんな中、忘れてならないのが「くすみ」です。これは年齢を重ねるごとに感じやすくなるものですが、肌に透明感がなく、明るさやハリを感じにくくなってきているのではないでしょうか。そのくすみができるということは、ニキビやシミ、また乾燥などの肌トラブルが発生しやすい環境にもあるということなのです。今回はくすみの対策の一つである「体操」についてのお話です。

くすみ

くすみの対策「体操」について

目次

くすみを引き起こす3つの原因

さて、その「くすみ」の原因には、「(ターンオーバー(肌代謝))の悪循環と、「血行不良」「メラニン色素の沈着」「乾燥」が大きく関係しているのです。

私たちのお肌は、古い皮膚から新しい皮膚へと生まれかわる働きをしてくれます。そのサイクルは「ターンオーバー」と呼ばれていますが、紫外線やメイク汚れにより、ダメージを大きく受けた肌は、十分なケアがされないと、このターンオーバーが上手くいかず、新しい皮膚に生まれ変わることがうまく出来なくなります。さらに、乾燥肌でいるとお肌のキメが乱れ肌は凸凹になり、黒ずみが目立っていってしまいます。

忘れてはいけない「血行不良」によるくすみ

忘れてならないことが、「血行不良によるくすみ」です。
レーザーで肌代謝を促したり、注射や内服薬によって栄養を補っても、血行不良があると、老廃物を排泄したり、栄養が行き届かないなど肌を再生するために必要な働きが不十分な状態になってしまうのです。

血行不良の改善には「体操」です。体操にも、全身体操と部分体操があります。
まずは全身をほぐして、循環をよくしましょう。ラジオ体操のような軽めの体操でも十分です。

さらに、追加するとすれば、肩周り、首回りの体操を行うと良いでしょう。首回りはゆっくり息を吐きながら、左右に首を傾け、そしてグルグルと時計回りと反対周り両方行ってください。また、肩甲骨をほぐすことで、血行を良くするとともに、代謝が高まり、さらに血行が良くなります。胸の前で手をのばし、手のひらをクロスさせて、合わせてください。手のひらを合わせたまま、左右の肩甲骨を同時に回すと、最初は辛いですが、ほぐれてくると、徐々にほぐれてきます。

全身がほぐれたら「お顔」の体操を!

そして、全身がほぐれたら、お顔の体操に入ります。はじめに、お口を開けて、舌をしっかり前に突き出し、そのまま左右と上下に動かしましょう。お口周りと、顎が痛くなりますが、日々行っていくと、体操後にはお顏がすっきりします。

さらに、筋肉の多いお口周りと頬の体操です。まず、お口に空気を溜め込んでください。その状態のまま空気を上下、左右に順番に動かします。その結果、頬やお口周りの筋肉刺激され、血行が促進されます。次に目を閉じた状態から、目を大きく開きます。眉間周囲がほんのり痛いかなと感じる程度です。
それを何度か繰り返してください。また、少し緩めて、目を左右、上下に動かしてくだい。

まとめ

まとめ

このように体操を朝晩、また、顔に疲れを感じてきた夕方に行ってみてください。血行が良くなり、顔色もよくなります。実は、この顔色というのは、血液の色も関係しています。循環が良いときは、お肌に赤みがありますが、血液が滞ると、目の下のクマが目立ち、黄色みや黒ずみも目立ってしまうのです。
よって、体操による良好な血液循環は、お肌に栄養を与え、肌代謝を促すだけでなく、日々の顔色も良くなります。そのため、ご紹介した体操から、少しずつ始めてみてください。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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