洗顔でくすみ対策

洗顔は顔の汚れを取るために行うものですが、行い方によって効果には大きな差が出てきます。正しい洗顔を行えば、お化粧や皮膚からの分泌物などが顔に蓄積してしまうことを防ぎ、くすみのないクリアな素肌を作ることに大いに役立ちます。
今回はくすみのない肌を作る洗顔方法について解説します。

くすみ

くすみを消す「洗顔」方法について

目次

落ちきらなかったメイクがくすみのもとになる?

私たちの顔は、一日外気にさらされてほこりやチリ、今の時期であれば植物の花粉など様々なものによって汚れています。女性で日中お化粧をする方であれば、下地から日焼け止め、さらに多種多様なメイク用品を顔に塗ることになります。

近頃はこれらの製品も優秀になって、ウォータプルーフタイプも多くなっています。これらは通常の洗顔では落ちにくく、必ずそれに応じたポイントメイクアップリムーバーが必要です。まずは手を洗って清潔にし、マスカラや口紅などの特に落ちにくい化粧品を先に落とすところから洗顔を始めましょう。

くすみを改善する洗顔のポイント?

ポイントメイクを落としたらいよいよ洗顔料を手に取り、しっかり泡だてましょう。泡立てネットなどを使っても良いですね。

ホイップクリームのように角がたつまで泡立て、いくつかの個所に分けて顔の上にのせます。そして優しく顔の上でマッサージをするように伸ばして、泡で皮膚を包むように汚れを落としていきます。 30度以上のぬるま湯であれば、皮膚の表面の皮脂を十分溶かすことが出来、また、熱いお湯のように皮膚の表面に負担を与えないのでオススメです。

この余分な皮脂を落としてあげることが、くすみの改善に大いに役立ちます。しっかり洗顔料を洗い流し、柔らかいタオルですぐに肌の水分を拭うのがお勧めです。 洗顔後はすぐに保湿をすることもお忘れなく。

洗顔だけでは変化を感じられない場合は?

皮膚がごわごわしてくすみがひどいなど気になる方は、余分な角質を落とすピーリング剤や、くすみ専用の洗顔せっけんなども発売されていますので、これらを適宜使ってみるのも良いでしょう。
ただ、特にゴマージュ、ピーリング剤といった表示のある皮膚の表面の角質をこすり落とすような効果のあるものは、やりすぎはよくありません。

週に一回程度など、お肌の状態を見ながら行っていくようにしましょう。もちろん、日常の洗顔をていねいに行うことが重要なのは言うまでもありません。

まとめ

まとめ

私たちが毎日、何気なく行う日常の所作でありながら、日々の積み重ねによって非常に大きな差がついていくのが洗顔です。家の中にいても、汗をかいた日でなくとも、私たちが生活して皮膚も新陳代謝を行っていく以上、必ず皮膚に汚れは蓄積し、また皮膚のターンオーバーによって古い角質は皮膚の表面に押し上げられていきます。
洗顔を正しい方法できちんと行うことは、高価な美容液などより美肌効果が高い場合もあります。疲れていたり、生理前でお肌の調子が悪かったりするとどうしても適当に済ませたくなるものではありますが、日々の小さな積み重ねでくすみのない肌を作っていきましょう。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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