顔の汚れがくすみの原因

お化粧をしてもなかなか隠し切れないお肌のくすみ。朝、鏡を見て、「今日はいつもより顔がくすんで見える」と思ったら、その日一日気持ちが何となく沈んでしまいますよね。
今回は、この顔のくすみの意外な原因である「顔の汚れ」についてお話しします。

くすみ

顔の汚れで顔がくすむ? 原因と対策は?

目次

顔の汚れがくすみの原因になる理由とは?

あなたの顔のくすみは、顔の汚れが原因ですよ、といわれてすぐに納得できる方はあまり多くないと思います。「毎日顔を洗っているし、汚くはないはずだけど?」と思われる方がほとんどではないでしょうか。

しかし、現在、化粧崩れなどを防ぐためにメイクアップ用品もどんどん落ちにくく、夕方になってもきれいなままでいられるように改良が続けられており、その分メイク落としや洗顔をしても落ちにくくなってきています。
とりわけ、水に触れても落ちにくい、ウォータープルーフのマスカラや落ちにくい口紅、汗で流れにくい日焼け止めなどは、通常の洗顔では非常に落ちにくいものの代表ではないでしょうか。

クレンジングや洗顔が不十分で、これらの成分が肌に残り続け、その上にまた翌日、お化粧をする日々が続いているとしたら…これは、お肌の色もくすんでしまいそうですよね。

まずはメイクをしっかりと落とすこと!

顔の汚れによって肌のくすみが起こっている場合に、出来ることとしてはやはり丁寧な洗顔、ということになります。

現在のクレンジング剤や、洗顔料はきちんと汚れが取れるものでしょうか?アイシャドウやマスカラ、口紅など目元、口元のメイクにはやはり専用のメイクアップリムーバーが必要です。

クレンジングをした後、目の下がほんのり黒っぽくなっていたり、唇にわずかに口紅の色が残っていたりすることはありませんか?これは、クレンジングが不十分なサインです。メイクアップ汚れがきれいに落ちるまで、優しく、丁寧にクレンジングを行いましょう。

日々の正しい洗顔でくすみが消える?

目に見える汚れが落ちたら、いよいよ洗顔です。こちらも、極端に洗浄力の強い洗顔料を使ったり、ごしごしこすったりする必要はありませんが、洗顔料をしっかり手のひらで泡立てて、たっぷりの泡で包むように洗うことが大切です。

丁寧な洗顔を行うことで肌を傷めず、効率的に汚れを落とすことが出来ます。あごのラインや、おでこと髪の生え際といった部分は特に洗い残しが多いので、注意して洗う必要があります。

そして、とても大切なのがすすぎ。せっかく念入りに洗顔して、洗顔料の泡にメイク汚れや皮脂・汗汚れを浮き上がらせても、すすぎが不十分で汚れが残った泡ごと、肌の表面に残してしまうようなことがあれば台無しです。

先ほど述べた顔の縁の部分、小鼻の横などは特にすすぎ残しの多い部分ですから特に注意してすすぐようにします。 それから、素早く水滴をふき取って、保湿へ進むこともみずみずしい美肌を保つために重要なステップといえます。 しばらく蓄積された顔の汚れによってくすみが出ている場合、一回の洗顔ですっきり汚れを落とすということは、難しい場合もあります。ただ、正しい洗顔のくすみに対する効果は絶大です。

まとめ

まとめ

毎日多忙な中、念入りに顔の汚れを落とすことは少し大変ではありますが、この機会に正しいクレンジング、洗顔習慣を身につけましょう。これまでの顔の汚れによるくすみを落としていくことはもちろん、これから透明感がありくすみのない肌を作って保っていくために不可欠なステップです。
今までのご自身のクレンジング・洗顔に今一つ自信が持てない、という方は明るい素肌を目指して、今日から丁寧なクレンジングと洗顔を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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