唇のくすみ

唇のくすみといわれてもピンと来ない方が大多数かもしれませんが、なんとなく唇の色が悪いというのも、実はくすみの場合があります。唇の色の赤みが減って青っぽくなり、口紅を塗らないと血色が悪く見える、朝メイクをしている途中でふとファンデーションだけの自分の顔を見たら、びっくりするくらい血色が悪く見えたなんて経験はありませんか?
今回はこの唇のくすみの原因と対処法について解説します。

くすみ

唇の色が悪いのはくすみが原因だった?

目次

唇の紫外線ケア、してますか?

唇の色がくすんでしまう原因としては、一つには日焼けの影響があります。頬や鼻など顔のほかの部分には丹念に日焼け止めを塗る方でも、意外と日焼けするイメージの少ない唇はノーマークではないでしょうか。
また、日焼けを予防する成分の含まれているリップクリームなどをお使いの方でも、飲食をしたり、話をしているときに知らず知らずのうちに舌で唇をなめてしまったりして、唇は紫外線にさらされっぱなしということもよくあります。

唇はとてもデリケート!

唇は触れた感じからでもわかるように、非常に表皮が薄く、デリケートな部分でもあります。例えば、顔の中においては目元と本来、同じようなイメージで捉えていただくとわかりやすいかもしれません。

そのうえ、唇にはほぼ毎日のように口紅を塗る方も多いと思います。落ちにくい口紅などの流行もあって、完全に落とし切れないままそこに口紅に含まれる色素が残っていたりすると、それも色素沈着の原因になります。

また、血の気を失って倒れた場合、まず唇の色が真っ青になっていたりすることなどからもわかるように、唇はその下を流れる血液の色が非常に透けやすい部分でもあります。何らかの理由による血行不良などでもすぐ、唇の色は変化してしまいます。

喫煙をされる方はタバコの色素で唇が黒っぽくなりますし、極端にスイーツや白ご飯が大好きでほかのものを食べずにそればかり食べているといった方も、唇の色がオレンジがかったような、くすんだ色になる傾向があるといわれています。

唇のくすみに効果的な対策は?

まず、唇のくすみが気になる方で喫煙習慣のある方は、出来るだけ節煙、あるいは思い切って禁煙することで、ある程度のくすみの改善が図れると思います。喫煙は血行も悪化させますので、禁煙によってこちらも改善することが期待できます。
そのほかに気をつける点としては、喫煙、非喫煙に関わらず、

  • ・口紅をオフする際、ポイントメイク落とし専用のものを用いるようにする
  • ・ビタミンを多くとる
  • ・口紅やリップクリームなどをUVカット効果のあるものに変える

などが効果的といえるでしょう。

まとめ

まとめ

唇は美容に関心のある方にとっても、紫外線の影響を受けたり、摩擦によって色素が沈着したりするイメージがあまりなく、意外な盲点といえるかもしれません。
ただ、赤ちゃんのようにくすみのないプルプルしたピンクの唇は、いうまでもなく非常に魅力的なもの。体質と諦めず、お肌に対するのと同じように日焼け予防を意識するところからやってみてはいかがでしょうか。
もちろん、全身の血流を改善させること、エクササイズなども有効です。 小さな子供のような血色の良い唇を、正しいケアで取り戻したいものですね。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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