温熱療法であざ治療

ひじやひざなどを硬いものにぶつけたときにできやすい、青あざ(内出血)の治療で「温熱療法」という方法があるのを聞いたことがありますか?
青あざを冷やす治療法はよく知られていますが、あたためるほうはあまりなじみがないかたが多いのではないかと思います。ここではこの青あざに対する温熱療法について解説していきます。

あざ

あざの治療:温熱療法

青あざ(内出血)ができたら、最初にすべきこと

例えば机の角などにうっかり足をぶつけてしまったりして、青く内出血してきてしまっているとき、あなたはどうしますか?
正しいのは氷のう、コールドパックなどで冷却すること。ぶつけたばかりで、皮下の血管が内出血している部分の血管を収縮させ、出血を最低限に抑えます。冷やすことによって局所の疼痛も抑制されます。
あざができてしまったら、まず患部を安静にして、アイシングを開始しましょう。

青あざへの温熱療法を行うべきタイミング

温熱療法は、青あざができてからしばらくたって内出血自体が止まり、もう腫れてはいないものの、血腫(けっしゅ)の吸収があまりよくなく、いつまでも青あざの色が引かない場合に向いた治療法であるといえます。
適度に青あざの部分を温めることで、その部分の血行を良くし、直りを早めてくれる効果が期待できます。
けがをした直後に温めてしまうと、血流を増してしまい、青あざ(内出血)の範囲を広げてしまう可能性がありますから、受傷直後の温熱療法は禁忌といえるでしょう。

温熱療法の行い方

治りにくい青あざの治癒を早めるのに温熱療法が効果的とはいうものの、どのくらい温めたらよいのでしょうか。

1.使用するもの

特別な道具を用意する必要もなく、手持ちの手ぬぐいなどをお湯に浸して、温かいおしぼりにしたものを青あざの部分に当て、冷めたらまたお湯につけて温める、ということを繰り返すとよいでしょう。

2.温度

温熱療法は、熱いと感じるような高い温度にする必要はありません。大体自分の体温から37度くらいの、ぬるい温度で十分です。

お風呂などで血行を改善することも、治癒に役立つと考えられます。簡単に行いたい場合には、濡らしたタオルを電子レンジなどで軽く温めて温タオルを作る、という方法もありますが、この場合、お湯を利用して行う場合よりも温度の調節が難しくなりますので、くれぐれもやけどには気を付けましょう。

まとめ

まとめ

青あざは治療を怠ると跡にのこる可能性があります。例えば、大人の女性が、薄手のストッキングやミニスカートなどをはく場合、足に青あざがあっては何だか痛々しい印象になってしまい、せっかくのおしゃれも台無しになってしまいます。
青あざを少しでも早く治す方法として、温熱療法は自分で手軽に行えて、痛みもない好ましい方法だと思います。温度管理でやけどにだけは気を付け、青あざの治りが悪い場合に、行ってみてはいかがでしょうか。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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